
和装・洋装そして、シルクから合成繊維までを取扱う米沢産地。和装の世界でも、備後絣、久留米絣、大島紬など地域特有の素材は別として、一般的な和装素材の産地に挙げられるのが、米沢、桐生、京都(丹後)が三大産地だと私は思っている。特に米沢産地の素材は奇をてらうことのない上品な着物というイメージだ。また、洋装の素材産地としても、嘗てはフォーマルウェアのイメージが強かったが、現在ではレディスアパレルにとっては欠かせない産地の1つになっており、特に老舗アパレルにとってはマストの産地であろう。また、昨今ではドメスティックブランドとの取引を意欲的に行う姿勢を強く感じる産地でもある。歴史ある正統派な米沢織と個性的なドメスティックブランドの組合せは、どんな化学反応が生まれるのか、非常に興味深いところである。そんな米沢産地のテキスタイルメーカー及び産地問屋9社が集結し、東京で産地素材展示会を開催する。米沢産地の素材を一堂に会するこの機会に、興味のある方は会場に足を運んでみてください。事前に入場予約すると混雑時でも入場可能のようなので、事前予約をお忘れなく!

【開催概要】
■会期:2024年4月11日(木)~12日(金)
*4/11(木)10:00~18:00
*4/12(金)10:00~17:00
■会場:EBiS303 5F カンファレンススペースAB
(〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル5F)
*JR恵比寿駅東口から徒歩約3分
*東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口から徒歩約4分
■主催:米沢繊維協議会
■出展企業(順不同):青文テキスタイル(株) / (株)安部吉 / 嵐田絹織(株)/
■入場:無料
■予約:事前予約制(予約がなくても入場可能ですが、入場までにお時間を頂戴する場合がございます。)
<事前予約サイト>https://forms.gle/8ecZjD4zCPHHpGhi9
■詳細・お問い合わせ:https://www.yoneori.com/ytc_2025ss/
Comentários