2025Spring&Summer FABRICa NIPPON
Special WORKSHOP
昭和の時代には “編み物教室”が手芸店を中心に行われており、その際に使用されつつ、1家に1台はあった編み機。1段1段を編み機の音を立てながら身体を左右に動かしながら編み上げていく。今回のワークショップでは、この編み機を使用してカシミヤストールを講師と共に制作いたします。手編み機で編まれる製品の優しい風合いを体感ください。講師にお迎えするのはニットアイテムで定評のあるAND WOOLディレクターの村松啓市氏、彼の創り出すニット作品は人の手のぬくもりを感じつつも、デザイナー本来が持つ独創性を秘めた唯一無二の逸品。プロの観点から編み機を教えていただける貴重な機会になります。
開催日時
2024年3月22日(金)
①11:00-12:00
②12:30-13:30
③14:00-15:00
④15:30-16:30
開催場所
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F北
2025Spring & Summer FABRICa NIPPON
マーケットゾーン
WORKSHOPエリア
所要時間&定員
■所要時間:60分
■定員:各回2名まで
参加費
【大判ストール】
・価格:19,800円(税込)
・サイズ:巾約70cm、長さ約210cm
【細巾ストール】
・価格:13,200円(税込)
・サイズ:巾約36.5cm、長さ約210cm
【スヌード】
・価格:8,800円(税込)
・サイズ:巾約35cm、長さ約47cm
一周約94cm
※参加費に材料費が含まれております。
【大判ストール】
【細巾ストール】
【スヌード】
使用素材
カシミヤ100%
1887 年創業メーカーによる糸が入荷しました。良質なカシミヤの産地として名高い中国の内モンゴル自治区産のカシミヤ糸(38mmを超える長さのホワイトカシミヤ)になります。
この糸は、染色性が悪くなり風合いを損ねてしまうような漂白加工を一切せずに、独自の製造方法で、日本国内の染色工場、紡績工場で生産された毛糸になります。
例えば、原料染色は、低温染色を行い、できるかぎり繊維を痛めない工夫をしています。
そのため、非常に柔らかく肌さわりが良く、発色もキレイな糸に仕上がります。非常に軽く暖かい毛糸を、手編みで優しく編みましょう。
講師
村松 啓市 氏(AND WOOLディレクター)
【プロフィール】
1981年生まれ。静岡県出身。文化服装学院 ニットデザイン科卒業。卒業後に高級糸メーカー・リネアピウグループ(イタリア)に留学経験をもつ。2005S/S Collectionより、ファッションブランド【everlasting sprout】として活動をはじめ、15年を迎えた2020S/S Collectionより【muuc】にブランド名を改める。
2008年、「ウールマーク・プライズ」にて、世界中の若手ファッションデザイナーの中からファイナリストに選ばれる。
特許技術を取得しているほどの高いニットの技術や知識から生まれるデザインが特長。2011年、独自のデザイン論や技術をたくさんの人とシェアすることで、より良いファッションカルチャーを作ることを目指し、活動拠点を静岡県島田市に移す。2016年、ニットカルチャーを広げるプロジェクト【AND WOOL】をスタートさせ、編み職人を育てる活動や手を動かす楽しさを伝える活動など、ニットや手仕事の可能性を追求している。