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2027 Spring & Summer FABRICa NIPPON

Final Report

丸2年が経過し、第5回目の開催となった「2027 Spring & Summer FABRICa NIPPON」は、次のステージへのステップアップを実感する機会となりました。会期中の2日間は天候にも恵まれ、初日には会場隣接ホールにて「FUKUI展」も開催されるなど、相互PRを通じて多くの皆様にご来場いただきました。ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

 

本イベントは、≪ビジネスゾーン≫と≪マーケットゾーン≫という異なる来場対象・目的を持ちながらも、単なるモノの売買に留まらず、“日本のモノづくり”を継続していくことの重要性を伝える場として開催しています。

 繊維・ファッション業界における輸入依存、原料価格の高騰、国内経済の停滞、そしてかつてない気候変動など、複合的な課題を抱える中で、産業として、また文化としての“日本独自のモノづくり”をいかに継承・発展させていくかが、今後の大きなテーマであると捉えています。

 

≪ビジネスゾーン≫では、初回より継続して実施しているファッションデザイナーへのアンケート結果をもとに、「SYMPATHY ~共感と共創~」をディレクションテーマとして掲げました。
1+1が2αとなるような協業のあり方、そして日常にある“風・水・光”からのインスピレーションを起点とした素材開発を提案しました。

 また、初回より構想していたビジネスマッチングプログラム「FABRICa PORTA」を始動し、今回は3名のファッションデザイナーをフィーチャー。専用商談室にて、密度の高い商談機会を創出することができました。

 

≪マーケットゾーン≫では、新規ワークショップを2種追加し、計4種のプログラムを展開しました。多くの来場者に“モノとコトを楽しむ”体験を提供できたものと考えています。

 さらに、従来より展開している「日本の主な素材産地マップ」に、“FABRICa学園 繊維研究部”のキャラクターを新たに導入しました。
各産地のガイド役として起用することで、従来の文字情報に加え、視覚的なアプローチから日本の繊維産地への理解と関心を深めるIP企画として展開しました。

■主な新規取組み

・≪ビジネスゾーン≫ ビジネスマッチングプログラム「FABRICa PORTA」の始動
・≪マーケットゾーン≫ ワークショップを4種に拡張
・≪マーケットゾーン≫ 産地マップにキャラクターを起用したIP企画の実施
・SNS活用の拡充(港区芝浦エリアのLINEポータルを通じた情報発信)
・メディア戦略としてのプレスリリース配信の実施

FABRICa NIPPONでは、来場者の「数」ではなく「質」を重視しています。

 出展者が産地テキスタイルメーカーおよび産元商社であることから、≪ビジネスゾーン≫においては単なるストック販売ではなく、協業によるオリジナル素材開発を主軸としています。

 その原点は、相互のコミュニケーションから生まれる新たな価値の創出にあります。これは国内外を問わず共通する認識であり、今後もより多くのファッションデザイナー、ならびに明確なディレクションのもとに製造を行うアパレルブランド、さらには日本のモノづくりに価値を見出す雑貨・ライフスタイルメーカーとの出会いを創出していきます。

 

会期中には、ご出展者および来場者の皆様から「清々しい空間」「楽しかった」といった声を多く頂戴しました。改めて、心より御礼申し上げます。

 

この“出会いの場”を提供し続けることこそ、FABRICa NIPPONに携わるスタッフ一同の最大の喜びです。

 今後も、“日本の素材産地の未来を織る”活動を継続してまいります。

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開催概要

★会期:2026年3月4日(水) 10:00~18:00

       3月5日(木) 10:00~17:00
 

★会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館 4階北

    〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 

          東京ポートシティ竹芝オフィスタワー

    ・JR山手線・京浜東北線/浜松町駅(北口)から徒歩5分

    ・東京モノレール/浜松町駅から徒歩5分

    ・都営浅草線・大江戸線/大門駅B2出口から徒歩7分

    ・ゆりかもめ/竹芝駅から徒歩2分

 

★主催:有限会社Kラボラトリー

★入場:無料

★出展企業(50音順):

◆株式会社加藤テキスタイル事務所<ビジネスゾーン> ◆木村員毛織株式会社<ビジネスゾーン> ◆五大株式会社<ビジネスゾーン> ◆株式会社今正ファブリック<マーケットゾーン> ◆中隆毛織株式会社<ビジネスゾーン> ◆株式会社林与<マーケットゾーン> 

​★出品者<マーケットゾーン・セレクトコーナー>(アルファベット順):

明林繊維株式会社 ◇AND WOOL ◇nunomaru ◇Nuno Mittel ◇ritardando K.K. 他

 

★会場面積:約765㎡(天井高:5.0m)

★来場者数:総数・・・407名

  ≪ビジネスゾーン≫  (ビジネス関係者等)・・・・272名  

  ≪マーケットゾーン≫ (学生・一般消費者等)・・・135名

​ビジネスゾーン

Business Zone

2027 Spring&Summer FABRICa NIPPON
Direction

SYMPATHY

―共感と共創―

情報の発信源が多極化して、時に取捨選択も必要です

物事を一面から見るのでは無く、二つ以上の方向から見て、考えて

そして検証して組み合わせる、そんな思考の時代を感じます

1+1を2αにするもの創りの意思が大切だと思います

27SSシーズンの開発のポイントとなるキーワードは、風・水・光です。

風を感じる軽やかさ、風が通る爽やかさと通気性、水の流れの様な滑らかさや、リキッド質感、また水面のキラキラ感や水しぶきは光につながって、木洩れ日や光と影の穏やかな光の演出も重要です。

しかし自然・ナチュラルからのインスピレーションだけでなく、人工的・化学的、コンパクトなどの対極の要素も組み合わせて、新鮮なクリエーションへ発展させることがポイントになると考えます。

​ 

Texture of material

*BREATHABLE-涼風‐ / *FLOWING-流麗- / 

*SHADING-濃淡- / *SURFACEー表情- / 

Color proposal

*Active color / *Fundamental color / *Scheme color

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2027 Spring&Summer FABRICa NIPPON
FABRICa PORTA 
(Business Matching Program)

ビジネス商談のさらなる強化を目的に、新プログラム「FABRICa PORTA」を始動しました。

本プログラムでは、事前に出展者の素材情報をご覧いただいたうえで、ファッションデザイナーの要望に応じ、会期中に専用商談室での個別商談を実施します。

会期前に双方の情報を共有することで、商談の精度と密度を高め、より実効性の高いビジネスマッチングの創出を目指しています。

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マーケットゾーン

Market Zone

2026 Autumn&Winter FABRICa NIPPON
Special WORKSHOP

​FABRICa NIPPON《マーケットゾーン》では、業界関係者及び一般消費者へ日本製素材の良さを実感してもらえるような様々な取組みを行っております。その1つである“Special WORKSHOP”では、ファッションデザイナーやディレクター、製造事業者を講師に招き、実演にてモノづくりの楽しさを共有する取組みを行っております。

Special WORKSHOP

ニット<電子編み機>

開催日:3/4(水)~5(木)

昭和の時代には “編み物教室”が手芸店を中心に行われており、その際に使用されつつ、1家に1台はあった編み機。1段1段を編み機の音を立てながら身体を左右に動かしながら編み上げていく。

今回のワークショップでは、この編み機を使用してカシミヤストールを講師と共に制作いたします。講師にお迎えするのはニットアイテムで定評のあるAND WOOLディレクターの村松啓市氏で、プロの観点から編み機を教えていただける貴重な機会となりました。

Special WORKSHOP

スモッキング

開催日:3/4(水)~5(木)

かつては、伸縮素材がなかった時代に衣服のフィット感を高めるために用いられていたスモッキング刺繍は、布を細かく寄せて刺繍することで、独特の伸縮性と立体感を生み出す伝統的な技法です。現在ではその装飾性が見直され、ブラウスやワンピースなどに取り入れられるデザインディテールとしても人気を集めています。講師には、杉野学園ドレスメーカー学院特任教授であり、デザイナー/モデリストとして活躍されている坂口英明氏をお迎えし、装飾の楽しさと手仕事の美しさを実感できるこの特別な機会となりました。

≪マーケットゾーン≫ワークショップ風景02.jpg

Special WORKSHOP

手織りストール

開催日:3/4(水)~5(木)

NEW

機織りは現在では伝統工芸の分野として知られる機織りですが、江戸時代から昭和初期にかけては、農家や町家の一角に織機が置かれ、家族の衣類や副収入を得るための織物づくりが、暮らしの中で行われていました。その後、工業化や商業化の進展とともに、手織りはマシーン織機へと移行し、布づくりの場は工場へと移り変わっていきます。本格的な趣味として自宅で手織りを楽しまれている方もいますが、織機は大きく、気軽に触れることはなかなかありません。講師は、出展者でもある林 与志雄 氏(株式会社林与 代表取締役)をお迎えし、製織者から直に話を聞ける貴重な機会となりました。

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Special WORKSHOP

手編みニット

開催日:3/5(木)

NEW

かつて手編みは、マフラーやセーターなど、家族や大切な人のための衣類をつくる、暮らしの中の技として親しまれてきました。近年では、その自由度の高さや、単調な作業の中にある没入感、そして本格的な作品が仕上がる達成感が見直され、男女問わず楽しめる手仕事として再び注目を集めています。各地で編み物教室が開かれるなど、手編みブームが広がっています。本ワークショップではニットクリエーターの荒川 眞澄氏をお迎えし、かぎ編みで「巻きバラのブーケ」を制作いたしました。

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2026 Autumn&Winter FABRICa NIPPON
日本の主な繊維産地マップ

FABRICa NIPPON《マーケットゾーン》では、業界関係者および一般来場者の双方に向けて、日本製素材の魅力を体感いただくための多様な取り組みを行っています。

その一環として展開している「日本の主な繊維産地マップ」では、今シーズンより、産地(原料を含む)の理解をより深めるガイドとして、“FABRICa学園 繊維研究部”のキャラクターを導入しました。

従来の文字情報による解説に加え、視覚的・感覚的に親しみやすい体験を提供することで、近年の“推し活”にも通じる新たな接点づくりに取り組んでいます。

2027SS-FABRICa学園-繊維研究部2027SS選抜メンバー一覧_edi

2027SSシーズンでは、出展者に関連する4つの産地にフォーカスし、“FABRICa学園 繊維研究部”の中から5名を選抜。

各素材産地(原料別)の解説パネルにおいて、来場者の理解を促すガイド役として会場内に展開しました。視覚的なアイキャッチとしての役割に加え、情報への入口として機能する構成としています。

また、マーケットゾーンでは「モノを売る(物販)」「モノとコトを楽しむ(ワークショップ)」「スキを売る(キャラクターを活用したIP企画)」という3つの視点から、多面的な体験価値を提供する場としての展開を目指しました。

​2027 Spring&Summer FABRICa NIPPON
PHOTO Gallery

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​Business Zone

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Market Zone

Exhibitors

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